シャオリン 海外FX

2018年1月〜12月、海外FXで原資50万円を2900万円(キャッシュバック含)に増やす事に成功。Twiterで毎日呟いていましたが、重い腰を上げでやっとブログを始めました。

利益を大きくしていく過程を3段階に分ける

 

トレードで利益を大きくしていく過程をイメージしていますか?

 

自分は以下のルーティンを辿るのが良いと思っています。このルーティンが止まれば、その人がトレードで稼げる額というのはそこで限界を迎えるのではないでしょうか。

 

 

①損きりで落胆しないロットでトレードを重ねる。

 

②慣れてきたら利小でも良いのでロットを少し上げ、徐々に利幅を以前と同じ所まで引っ張れる様にする。

 

③同じトレードで稼げる金額が多くなっているので、その額に浮かれないor潰されない様に、潜在意識レベルでセルフイメージを引き上げる。

 

 

 

 

まず①です。

 

ある時コツコツと積み重ねてきた利益を1日で大きく飛ばしてしまった。

そんな時、あなたならどうしますか?

 

「ショックだが冷静になろう。今日はノートレードだ。」

 

良く言われている教科書的な対処法ですが、何故そうするのか根本的な意味を良く理解できた上でないと、実は1日おいただけではあまり効果がない事をご存知でしたか?

 

私達はお金を増やしたいからトレードしているのであって(一部の方は違うかもしれませんが)、トレードによってお金が目減りしてしまうのは何だかんだ言っても耐え難いですよね。

 

お金が増えれば喜び、減れば落胆して取り戻したいという感情が働く。

普通に勤め人として社会生活を送っていれば、こうなるのが自然だと思います。

例えば経営者の方なら設備投資をする事によって一時的に損を計上しますが、その後大きな見返りがある、更に事業を大きくするという思考は自然と備わっていると思います。

ただ経営者はリスクをとった後、逆境を糧にする位の気持ちで必死に努力をして、事業を軌道に乗せていくのでしょうが、トレーダーはリスクをとって決められたルールと手札の中で冷静に淡々と利益を伸ばしていく必要があります。

そういう意味でトレーダー(デイトレーダー)はやはり経営者よりギャンブラーに近い適正が必要だと思います。

 

話がそれましたが、大負けした日のトレードを控えるというのは、この損の感情を一旦リセットする為のものです。

「増えた?減った?目先はどうでもいいよ。月でプラスになればいい。」

この思考になればしめたものです。

本当はリスクリワードに基づいて、損を許容しつつ、利益を伸ばすのが一番理想ですが、大雑把に上の様な感覚になれば、損大利小でも利益が伸びていくのが実感できると思います。自分はそうでした。

遥か上には目指す頂上が見えますが、足元は茨の道です。窪みもあれば石もあり、蔦に躓いて転ぶ事もあるでしょうが、一歩一歩自信をつけて進んで行きましょう。

 

 

 

次は②です。

 

今まで1万通貨で10pips取れていた人が、いきなり5万通貨で取引すると計算上は2pips取るのに同じドギドキを感じる事でしょう。

逆に行かれたらと考えるとそのストレスはもっと大きいかもしれません。

 

恐らく慣れないうちは、「このロットで伸びれば大きく取れる!」より「このロットで逆に行かれたら大損する!」という感情が先立つと思います。

 

ですから最初は1pipsでも0.5pipsでも良いので、利食いしましょう。

その結果損大利小トレードになるかもしれませんが、ここに至る過程であなたは自分のトレードに以前より自信を持てているはずですし、優位性もあるはずです。

いずれロットを上げる事によって損が拡大するイメージよりも利益が伸びた事実を目の当たりにして、大した心理的負担もなく5万通貨張れている自分に気づくでしょう。

この頃には以前の1万通貨の時と同じ感覚で10pipsとれようになり、同じ事をやっているのに1日の収益は計算上、以前の5倍になります。

 

※筋トレが趣味の人なら、この感覚分かってもらえるのではないないでしょうか?

50回も100回も反復できる運動をやっていても、筋持久力はついても筋肥大は中々起こらないですよね。

6回しか上がらない重りでベンチプレスを上げ、それが12回上がる頃には筋力も増し、また重量を足して6回しか上がらない所から始め筋力を増していく。

ただ瞬発力を鍛えようと無茶して、いきなり1回上がるか上がらないかの重さでやるとスジや関節を痛めてトレーニングから離脱する事になるのはトレードも同じです。

 

 

 次が③です。

 

あなたはこの頃になると、1日で得る利益が以前よりも大きくなっています。桁が1つ違うなんて事もあると思います。

 

そうなると2つの感情が交互に入り混じってきます。

 

「トレードで稼ぐなんて簡単だ。もう仕事を辞めて専業になろうかな。」

 

「お金を稼ぐって大変な事だ。こんなに上手くいくのはおかしい。これは実力じゃない。ただ運が良かっただけで、いずれ...

 

前者の感情が支配している時はおごりを生みます。トレードが雑になり、いつの間にかルールも曖昧になり、一度崩れだすと、歯止めがきかなくなります。

 

後者の感情が支配している時は、自信がなくなるので、当然自分のトレードに疑心暗鬼になり、怖くなって利も伸ばせなくなります。

以前に勝てていたトレーダーが突然勝てなくなったりするのがこの状況だと思います。

 

実際の所、為替市場から個人が1日で10万くらい抜き取ったところで、当たり前ですがビクともしません。例えるなら、アメーバーが象の表皮をちょろっと舐める程度です。

堂々と抜き取ってやりましょう。

 

しかしあなたは毎日会社に通勤、残業して月○○万円貰っているのですから、「何かがおかしい...これは甘い罠だ。」と思ってしまうのも無理はないと思います。

 

そこで潜在意識の出番です。

長くなりましたので、これは次回に書きたいと思います。

 

 

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