ゴールドをバロメーターに一旦静観
こんにちは。
昨日ブレグジット協定の採決も終わり、現在欧州時間ははっきりしません。
私はこういう時は経験上、ヘタに入ると大きく逆行される事かあります。
新しい材料を待っている感じでしょうか。
今は明確にこれを買いたいという通貨がありません。
ドルは今までドル高を牽引していた10年債利回りが低空飛行継続中です。
米の実体経済はまだ堅調ですが、金融市場は経済の減速と金利低下を見越して先行しています。
またトランプ大統領のドル安プッシュがいつ起こっても不思議ではありませんから、こちらも要注意です。
ユーロドルは先日発表された独のGDPが大幅な低下で、こちらも景気減速懸念に今年秋の利上げ期待後退、ブレグジットのゴタゴタやユーロ圏の政治ネタがつきません。
ポンドドルは言わずもがな。大きめな上下乱行下を繰り返すアトラクションのようです。
円は今の地合いならば、ドル高になってもドル安になっても、安くなりにくいはずです。
ただ年明けのフラッシュクラッシュのせいで、買うなら110円に引きつけたい。
消去法でオセアニア通貨が買われたりしていましが、単独でグングンと伸びるイメージもつきにくい。
為替から視点をずらしてゴールド(対ドル)を見てみます。
4時間足
去年よりもドルの強弱やリスクに素直に反応しているのがゴールドです。
現在、三角保ち合いです。
日足のRSIはもう一度80をつけに行っても不思議ではない形です。
となれば1300ドル超え、ドル安円高です。
一方で各SMAは鋭角な上昇も落ち着き始めていて、一旦大きな調整もある形です。
基本ゴールドは中長期で上昇だと思っていますが、目先この三角保ち合いを下抜けるならば、ドル高円安の復活です。
110円に向けて、もしくは111円台の調整を示唆する事になります。
はてどちらでしょうか。